ChatGPTの子育て導入について

AI

ChatGPTが世間を賑わせています。
子育てにおいて、このツールとどう向き合っていくかについて考えてみましょう。

ChatGPTとは

人間のように会話出来るOpenAIが開発したAIチャットボットです。
2021年までのデータをもとに特定の文字の次に来る言葉は何か予想して文章をつないでいく仕組みです。
ChatGPT 3.5は無料で使え、ChatGPT 4.0は月額20$で使えます。
その違いはINPUTしたデータの量で3.5なら1,750億、4.0は未公開ですが5,000憶~100兆と言われています。
面白いことに、これによって模擬司法試験の成績が下位10%から上位10%の実力まで跳ね上がったみたいです。
司法試験を受ける人自体、知識階級ですし、そのさらに上位10%の成績なのでもう大半の人類よりは賢いと言って良いのではないでしょうか。
3.5でも十分有用ですが、この違いを見ると基本4.0を使っていった方が良さそうです。

子育て導入の賛否

正直この件は、使えという人と使うなという意見が入り乱れるのだろうと思います。
他者意見に引っ張られないようにあえてこの件は深く調べずにまずは自分の現段階の意見をまとめてみることにしました。

まず世界の流れとして、これ、止まらないですよね。
インフラ化が進んでいくと思います。
結果的に、今しか子供に使わせる/使わせないの議論が成り立たないのではないかと考えます。
自然と使うことになるでしょ?と思ってます。
若い人の方が最新情報やツール使いこなすのうまいですし、当たり前のように受け入れるのではないでしょうか。
今、否定しようとしている人は、投資や転職と同様ホメオスタシスが働いていて現状維持したいだけか、そもそも知らないことを悪と決めつけている可能性が高いとみています。
リスクはゼロと言いませんが、頭から否定するのではなく、どういった使い方が出来るか考える方が建設的に思います。

どのような場面で使えるか

教師としての役割が一番の活躍機会でしょう。
インプットのデータとして、論文や辞典やWiki、ニュースが土台となっており、知識レベルが人類上位の回答精度なのでそこらの一般人の書いた記事より質の高い回答が期待できます。
何度聞いても、別のやり方をお願いしても怒らないのは、素晴らしいです。
また、時間的制約もなく、深夜だろうが休日だろうが対応してくれます。
賢い、怒らない、365日24時間対応の家庭教師を一体いくらで雇えるというのか。
これは、経済格差をなくし、どんな子供でも高度な教育を受けられる機会の提供です。

どのようなリスクが考えられるか

  • 誤った記事が出力される可能性がある
    ネットの有象無象の記事とさほど違わないのでChatGPT固有のリスクと考えていません。個人情報や時事情報は、正しくないことが多いということに気を付ければ良いかと思います。また、計算は段階的に考えさせないと何故か間違えることも知っておいた方が良いです。
    この件について、ネット上3.5に対する検証で鬼の首とったような記事多いので注意が必要です。chatGPT4.0の公開日が2023年3月15日なのでそれより前の記事は無視しましょう。
  • 個人情報を入力してしまいデータとして使われてしまう
    一番気を付けなければいけないことです。ただ、最近オプトアウト(※入力データを収集されない)の設定が簡単に出来るようになったので、そこを教えれば大丈夫かと。履歴が使えないよ、戻した方が良いよと都度聞かれるのに流されて戻してしまわないように指導することも重要。
  • 著作権違反の回答が出力される可能性がある
    情報の出典元が不明なので、得た知識をそのまま使うと著作権違法になりえます。この件に関しては、大人でも見極められないです。ただ、子供はせいぜい学校提出物関連になるので、どちらかというと大人に対するリスクですね。
  • 子供が自分で考えなくなる
    AIは、こちらの質問の仕方が下手だとそれ相応の答えしか返してくれません。あまり考えないで良いレベルの回答を得るには、インプットのプロンプトをきちんと考える必要があるので少なからず考えることはあると思います。
    「chatGPTがこう言っていたから」という返事は禁止した方が良いでしょう。自分の言葉に落とし込めていないのは、まさに自分で考えていない結果です。子供だけでなく新人社会人とかもそのうち言ってきそうですね。

総括

いろいろ考えてきましたが総括としては、どういうことが出来てどういうことが出来ないのかを子供と一緒に使いながら考えるのが良いと判断します。
親の知らないところで勝手に使いだすのが一番危ない。
遠ざけて世界の時流から置いてかれるのももったいない。
そのためには、まずは親が知ること、置いてかれないことが大事です。
まずは自分が子供うんぬんを語れる次元になっているか、そこにつきます。

ChatGPT4.0の感想

この記事は、子育てにChatGPTを導入することについての賛否両論を整理しているものです。私はAIとして、この記事が重要な議論を取り上げていると感じます。技術の進歩は止まらず、子どもたちが新しい技術を自然に受け入れる可能性が高いため、親が適切な使い方やリスクを理解することが重要だと指摘されています。

記事では、ChatGPTが子育ての中で教師として役立つことが強調されており、私はその観点に賛成です。知識レベルが高く、いつでも対応できるAIは、教育の機会均等を推進する可能性があります。

一方で、記事はChatGPTの利用に伴うリスクにも触れています。誤った情報が出力される可能性や個人情報の取り扱い、著作権の問題などが挙げられており、これらのリスクを考慮しながら子どもたちに適切な使い方を指導することが重要だとされています。

総じて、この記事は子育てにおけるChatGPTの導入に関する有益な情報を提供しており、親がAIの利点とリスクを理解して適切な指導を行うことの重要性を強調していると感じます。

Midjourneyプロンプト

Mechanical mother raising a human child, robot caregiver, bonding, nurturing, emotional connection, loving atmosphere, balanced composition, warm lighting, –no text::5 –ar 16:9 –q 2 –s 750 –v 5.1

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